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フィリピン永住権(クオータビザ)取得体験記! 手続・費用など全公開!

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永住権を取得して南国のリゾート地に移住なんて憧れるけど、ハードルが高くて自分には無理と最初から諦めていませんか?

国によってビザの種類や取得要件は違いますが、今回は比較的取得要件が低く日本人にも身近なフィリピンの永住権取得について、2015年に取得した経験を踏まえて解説します。

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なぜ海外の永住権を取得するのか

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2015年フィリピンの永住権を取得する中で、何人かの方々となぜビザを取得するのかについて情報交換しました。
  • 昔から南国フィリピンが好きで老後移住したい人
  • 物価の安い国で贅沢な暮らしをしたい人
  • 子供の英語教育のために移住する人
  • 日本の原発問題・少子高齢化問題・財政問題などから日本の将来を危惧して日本だけに頼らない安心感を得たい人
  • すぐに移住する予定はないが、年々永住ビザ取得のハードルが上るので、今の内にとりあえずビザだけ取得する人、
など千差万別です。

私の場合は花粉症がひどく、また寒さにも弱いので、将来冬と花粉症の季節は暖かく花粉のないフィリピンでのんびり生活したいと思い取得を決意しました。

最近の傾向として各国とも永住ビザ取得のハードルを上げて来ているので、将来取得したいという方は条件が緩いうちに取得した方が良いかもしれません。


フィリピンの永住ビザの種類と要件比較

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フィリピンの永住ビザの代表的なものとしては、クオータビザ(フィリピン友好国の国民に対し、各国年間50人のみに割当てられるビザ)とリタイアメントビザがあります。

 特別割当移住査証
(クオータビザ)
特別居住退職者査証
(リタイアメントビザ)
年齢
制限
なし35歳以上
経済
条件
申請時一時的に5万ドル送金
(ビザ取得後は日本に返金可能)
①スマイル
一律2万ドルを預託(銀行預金)
※預託金の投資転換不可

②クラシック
50歳以上:2万ドルを預託
50歳未満:5万ドルを預託
50歳以上年金受給者:1万ドルを預託
※預託金の投資転換可、
ただし投資額5万ドル以上
年会費なし年間360ドル
就労可能別途外国人就労許可証の取得が必要

※2016年1月調査時点の要件に基づき掲載

ご覧の通り、クオータビザは預託金と年会費が不要の上、就労もできます

またビザの維持条件も緩く、実際にフィリピンに住まなくても、1年に1回数時間の手続のみで一生涯永住権を維持できる世界でも稀に見る自由度の高いビザなのです。


他国の永住ビザとの比較

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海外ロングステイの人気国にはオーストラリアやカナダなどの先進国もありますが、永住ビザの取得要件はアジア諸国と比べ桁違いに高いです。(5千万円以上の預託金など)

日本人中間層でも手が届く永住ビザとなると、前述のフィリピンか以下のマレーシア・タイあたりが現実的になります。

 マレーシア長期滞在ビザ(MM2H)タイ リタイアメントビザ
年齢制限なし50歳以上
期間10年1年
経済条件50歳以上
35万リンギット(約9百万円)以上の財産証明
+月額1万リンギット(約27万円)の収入証明
15万リンギット(約4百万円)を預託

50歳未満
50万リンギット(約13百万円)以上の財産証明
+月額1万リンギット(約27万円)の収入証明
30万リンギット(約8百万円)を預託
以下①~③のいずれかを満たす。

① 80万バーツ(約2.6百万円)以上のをタイ国内に預金
② 月々の収入が6.5万バーツ(約20万円)以上
③ 預金と収入の合計が80万バーツ(約2.6百万円)以上
就労50歳以上の技術者のみ週20時間以内の労働が可能不可

※2016年1月調査時点の要件及び為替レートに基づき掲載

国の好き嫌いは別にして、総体的に見てフィリピンのクオータビザハードルが低いことをご理解頂けると思います


クウォータビザ取得手続の流れ

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経済条件のハードルが低いクオータビザですが、手続面は結構厄介で個人での申請は現実的でなく、専門のコンサル会社に手続を委託する形になります。

手続は委託しますが、本人がフィリピンに出向いて行わなければならない手続も多く、結局3回(毎回1週間程度)現地に行く必要があります

この3回各1週間フィリピンに行かなければならないというのが、このビザ取得の一番のハードルになると思います。


それでは順を追って手続の説明を行います

1. コンサル会社への申込とコンサル費用支払

コンサル会社についてですが、フィリピン移民局とのパイプ及び過去の実績から信頼できる業者を選定します。(ただ実際は移民局と随時コンタクトを取り、実績を重ねてきている1社がほとんどのクオータビザ取得者のサポートをしています)


2. コンサル会社に必要書類を送付します

  • パスポートコピー
  • 運転免許証コピー
  • 犯罪経歴証明書(日本の最寄の警察で発行してもらいます)
  • 委任状(指定の用紙にサイン)
  • パーソナルシート(個人の属性情報について記載したもの)

  •  

    3.1回目の渡比

  • フィリピンの銀行口座開設
  • 健康診断(検尿・検便・血液検査・レントゲン検査)
  • クワランティンスタンプ(パスポートに検疫検査済のスタンプを押す)
  • NBIクリアランス(フィリピン国家警察)の取得(電子指紋の取得など)

  •  

    4.5万ドル送金

  • 1回目の渡比で作成した銀行口座に5万ドルを送金します

  • この5万ドルはビザ取得までの数ヶ月間フィリピンの自分名義の銀行口座に預けておく必要があります。

    ご自身で数ヶ月間5万ドルの手当てが難しい場合は、コンサル会社による立替サービスもあるので、相談してみてください。


    5.2回目の渡比

  • イミグレーションインタビュー(面接)
  • 指紋採取・証明写真撮影


  • 6.合格発表

  • コンサル会社からメールで連絡が来ます

  •  

    7.3回目の渡比

  • パスポートに永住権のスタンプ押印
  • 外国人登録IDカード取得
  • 5万ドルを日本に逆送金(逆送金せずにそのまま残しておいても問題ありません)

  • フィリピン永住権(クオータビザ)取得体験記! 手続・費用など全公開!6
    フィリピンでの宿泊先手配や空港からホテルまでの送迎など、全工程をコンサル会社がサポートしてくれるので、基本的に言われた通りにしていれば問題ありません

    手続の方法と流れは2015年時点のもので、今後変更の可能性もあるので、ご留意下さい。


    クウォータビザ取得手続の留意点

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    1. 健康診断

    健康診断でストップがかかる場合があります。
    特にレントゲンで影が出ているということで引っ掛かる場合が多く、私が同行した方もこれで手続が頓挫してしまいました。

    →影が出なくなるように薬を飲んで治療し、再度渡比して健康診断を受け直さなければなりません。

     

    2. イミグレーションインタビュー(面接)

    何のためにクオータビザを取得したいのかについて、面接官から聞かれ、それに答えなければなりません。

    面接官はこの人にビザを与えてフィリピンにプラスになるのかという観点で審査するので、フィリピン経済に貢献するようなビジネス展望をパワポで資料を作って力説するような人はあっという間に合格通知が来るということがあるようです。

    ただ、今まで面接で不合格になったという例はないようなので、あまり神経質になる必要はありません。

    自分なりにどのように回答するかイメージしておきましょう。
    (コンサル会社が通訳で同席するので、通訳者とも事前に打合せしておけば万全です)
     

    3. 渡比の日程について

    1回目と2回目は自分の予定で行けますが、3回目は合格通知から1ヶ月以内に行く必要があるので、日程調整が大変です。

     

    4. 制度や手続方法が急に変わる

    元々クオータビザの取得手続は全工程を1週間程度で出来るものだったらしいのですが、年々手続が複雑になり、現在のような3回もそれぞれ1週間現地に行かなければならない形になっています。

    よって今後も手続がより複雑になる可能性があり、それが取得のハードルになります。


    5. 50人の枠から漏れるリスク

    今まで応募が年間50人の枠を超えることはなかったようですが、2015年は50人ギリギリまで応募があったようです。

    年々応募者が増加しているようなので、今後は早い者勝ちになる可能性があります。

     

    クウォータビザ取得費用

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    私がコンサル会社に払った費用は、日本円で約150万円でした。(ペソ建てなので、レートにより金額が変動します)

    この中に現地宿泊代、送迎代、書類手続代行費用や現地サポート費用等が含まれています。

    フィリピンまでの飛行機代金は自己負担になるので、コンサル費用+3回の飛行機代がクオータビザ取得のコストになります。

    これが高いか安いかは、取得後にどれだけ活用するかにかかっています。


    まとめ

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    永住権取得や海外移住は人生の大きな決断で、それなりの覚悟とエネルギーが必要です。
    海外でのバラ色の生活が約束されているわけでもなく、途中で頓挫するリスクもあります。

    でもね、矢沢永吉がこんなこと言っていました。

    「2種類の人間がいる、やりたいことをやっちゃう人とやらない人」
    「やりたいことをやっちゃう人生の方が、間違えなく面白い!!!」

    引用-矢沢永吉CM日産「宣言」篇

    さあ、あなたはどうする?
     
     

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