*

「手元供養」の実際2017! 故人を身近に感じられる遺骨ペンダントとは?


ここ10年くらいの間に、日本人のお墓に対する意識は、ものすごい勢いで変化していると言います。
 
墓じまいなども行われて、先祖の遺骨の行き場についても、皆が関心を寄せる話題となってきています。
 
そこで今回は、「手元供養」という考え方のもと、最近話題となっている「遺骨ペンダント」について、ご紹介したいと思います。
 

スポンサードリンク

手元供養とは?


手元供養とは、読んで字のごとく、遺骨をお墓に納骨するのではなく、手元に置いて、供養する考え方のことです。
 
お墓に納骨する時に分骨して、大半をお墓に、一部を手元に、という場合もあります。
 
とにかく、故人を偲んで、遺骨の一部を自宅のいつも手を合わせられるところに置いたり、ペンダント等、いつも身につけられるものにして大切にするという方法で、遺族が故人の亡き後の生きていくための、心の拠り所としていく考え方を言います。
 
この手元供養の考え方も、ここ10年くらいの間に行う方が増えてきた、新しい考え方ですので、正直な所、実際に行うにあたっては、家族・親族構成や菩提寺との関係などが大きく関わってきます。
 
菩提寺に先祖代々のお墓があるような場合だと、菩提寺との関係悪化は、今後の先祖供養にあたっても、都合が悪くなります。
 
また親族が多かったりすると、どの家に遺骨を置くのかという問題が生じます。
いつでもお墓に行けば、手を合わせられるわけではなくなりますので。
 
そんな中、注目されてきているのが、分骨するという考え方。
分骨するなら、菩提寺にはきちんと納骨した上で、自宅にも、また希望した親族宅にも分けられます。
 
分骨は、仏教上なんら問題ありませんし、法律的にも問題ありません。
(※別の墓に納骨ということであれば、分骨証明書が必要。)
 
そして、分骨した遺骨をペンダント等に収め、身につけるという方法も、この流れに沿って主流になってきました。
 
最愛の人を亡くした方が、深い悲しみから、遺骨に故人を感じ、いつまでも離せないでいるような場合にも、ペンダント等に遺骨を詰めて身につける手元供養の方法は、遺族の生きる支えとなり、大変喜ばれます。
 
 

遺骨ペンダントの種類


遺骨ペンダントには、大きく分けて、以下2種類があります。
 
①遺骨そのものを加工して作るタイプのもの
②ペンダントトップに遺骨を入れられるように作られているもの

 
①の場合には、遺骨の中に含まれる炭素の成分で合成ダイアモンドを製作するもので、合成といえども、硬度や輝きは天然ダイヤモンドと同じです。
 
したがって、加工のお値段については、38万円から高価な物なら250万円くらいまで、お墓を作るより高い場合もあります。
 
②の場合は、素材によって若干差がありますが、だいたい2〜3万円前後で作ることが出来、もっと安価なものもあります。
 
素材は、
 
・真竹の地下茎である根竹
・天然木(黒檀・楓・桜・漆・パープルノート・イチイ・癒創木など)
・パール
・ステンレス
・チタン
・プラチナ
・ゴールド&ホワイトゴールド
・シルバー
・樹脂コーティング
 
など、バラエティ豊富な中から選択可能です。
 
遺骨は専用の漏斗やピンセットなどもついていることが多いので、それらを使い、自分で詰めます。
 
ステンレスやチタン製のものは、金属アレルギーを起こしにくいですし、ゴールドやシルバー製のものは、繊細な模様などデザインを楽しめます。
 
防水仕様のものや、自身の亡き後、棺に一緒に入れてもらえるものと、持つ方の考えに沿って選ぶのが良いでしょう。
 

遺骨ダイアモンド

【アルゴダンザ】
 
【ライフジェム】
 

ロケットタイプ

【手元供養本舗】
 
【(有)エー・アイ】
 

根竹製

【博國屋】
 

木製

【博國屋】
 

金属製・その他

【Soul Jewelry】
 
遺骨が納められているとは、思えないデザインです。

 
【㈱未来創想】
 
 

まとめ


遺骨ペンダントについては、同じ手元供養においても、想いの深さが違うように思います。
 
いつも、故人がそばにいてくれる安心感を感じ、お守りのように持たれる方が多いようです。
 
パートナー、親、子ども、時にはペット…、いづれも遺族にとって最愛の方を、いつも身近に感じていたい。
 
そうすることで、深い悲しみや喪失感から再び立ち上がり、生きていける。
 
遺骨ペンダントは、遺族にとって特別なものであることは間違いありません。
 
遺骨ペンダントを準備される方が増えている理由は、宗教離れが始まっている、現代の日本における、遺族ごとの新たな信仰のひとつと言えるからかもしれませんね。
 
 

スポンサードリンク




関連記事

自宅安置の実際2017! 絶対北枕? 枕飾りは何を飾る? 遺体の腐食防止方法は?

大切なご家族が他界された悲しみの中、残された遺族には、故人とのお別れの準備が始まります。 &n

記事を読む

告別式当日に初七日法要・火葬・換骨法要・精進落としまで行う方法2017!

最近では、自宅でお葬式をするお宅は、本当に少なくなりました。   都会でなくても、

記事を読む

宗教儀礼なし 無宗教葬(自由葬)の実際2017! できるケースは限られる?

現代の日本において、自身が何らかの宗教を信心していると断言できる人は、何%くらいいるのでしょうか

記事を読む

お別れの会(偲ぶ会)の実際2017! 通常の葬儀との違いと企画方法は?

テレビを観ていると時折、有名人の方が亡くなられたニュースが流れ、 「葬儀は近親者のみで密葬で執

記事を読む

小型仏壇に設置するご本尊の実際2017! 仏像ではなく掛け軸でも良い?

近年、住まいのスペースの問題などから、従来の大きな仏壇から、小型で場所を取らず、デザインもオシャ

記事を読む

散骨(自然葬)の実際2017! 海洋散骨が一般的? 墓は不要になる?

ここ10年くらいの間に、日本人の葬儀・納骨・お墓についての考え方は、随分と変化してきました。

記事を読む

火葬の実際2017! 納めの式・火葬中の会食・骨上げの流れと喪主の役割は?

故人の臨終〜通夜〜葬儀・告別式の間というのは、遺族はしなくてはいけない事が山積みですし、気が張っ

記事を読む

「直葬(火葬式)」の実際2017! 流れ・費用・本人や菩提寺との事前調整は?

お身内に、もしものことがあったら、皆さんはどのように故人をお見送りするか、考えていますか? &

記事を読む

跡継ぎがいない方のお墓問題2017! 先祖の墓仕舞いと無縁仏回避術!

最近は、人口が都会に集中し、地方では過疎化が深刻になってきています。   これとは

記事を読む

2017葬儀は格安・明瞭会計の「僧侶派遣」!菩提寺があると使えない?

  久しぶりに実家に帰省し、何気ない時にふと、お母さんも歳をとったなと感じることがあ

記事を読む

PAGE TOP ↑