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家族が余命宣告されたら、死亡前にすべきことチェックリスト2017年版


毎日、何気なく過ごしていますが、時折、誰かの葬儀の知らせを聞くと、「人は誰しもいつかは死ぬ」という現実に改めて気付かされます。
 
子育てをしていく中でも、順番通りにいけば、「自分がずっとこの子を守ってやれるわけではないから、しっかり一人で生きていけるように育てないと。」という思いにかられます。
 
同じように、自分を育ててくれた父や母も、いつかはお別れの時がやってきます。
 
今回は、そんな大切な家族とのお別れの時がきた時に、慌てること無く、きちんとお別れに向き合えるよう、元気な今のうちからできる準備の必要性について、お伝えしていきたいと思います。
 

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高齢もしくは余命宣告された家族が死亡する前の事前準備の必要性


家族がもし、余命宣告を受けるような事態になったら、あなたは何をしてあげたいですか?
 
私ならきっと、出来る限りの希望を聞いてあげたいと思うでしょう。
では、どうやって?
 
それは、本人の希望を聞くところからしか仕方ありません。
 
しかし、余命宣告を受けたということは、時間は限られていますし、本人の心の状態もおだやかとはいかないでしょう。
 
ですから、本来なら元気なうちから、死に向けての準備は、家族で話し合っておける空気が欲しいものです。
 
元気なら、何度でも考え直しが出来ます。
素敵なアイデアも浮かびそうです。
 
けれど、たいがいは元気なうちは、「また今度。」と後回しにしがち。
 
そして、いざ余命宣告を受けて慌てるというほうが、通常なのかも知れませんね。
 
でも、たとえ命の期限をがわかってしまっても、私は前向きにとらえるべきだと思うのです。
 
なぜなら、世の中には、突然の死だってあり得るのですから。
 
せっかくある残された時間を1分だって無駄にしたくない!
そう思いませんか?
 
思い残すこと無く、安心して旅立てるように。
そして残される家族も、「後のことは、任せとけ!」と胸を張れるように。
 
では実際に余命宣告を受けた場合、大切な家族が死亡する前に、どれだけのことがしてあげられるでしょうか?
 
 

家族が死亡する前の事前準備事項

家族が余命宣告を受け、死亡する前に考えるべきことは、大きく分けて2方向あります。
 
一つは、亡くなる本人がしておきたいこと。
もう一つは、残される家族が引き受けられることです。
 
どちらも、きちんとノートをとりながら、整理していく必要があります。
 
映画「エンディングノート」の予告編です。
亡くなるご本人だけでなく、ご家族にも参考になリますので、是非一度本編もご覧下さい。
 

 
一つ目の亡くなる本人がしておきたいことについては、体調面等の配慮もしながら、出来る限り実行させてあげたいですね。
 
「あの人にどうしても会って、お礼を言いたい。」
「死ぬまでに、もう一度だけ、○○に行きたい。」など、様々です。
 
でも、案外「妻に愛してると伝える」など、自分の中だけで決めている場合もあって、家族にはあえて、「特にないよ。」と言われることも多いものです。
 
その時は、そっとしておいてあげるのも大切ですね。
 
 
そしてもう一つ、残される家族にとっては、こちらのほうが大切になります。
 

終末医療についての希望

最期をどこで迎えたいのか、延命治療をどう考えるのかなど。
 

お墓・宗教宗派・菩提寺について

準備しているお墓の有無や、宗教宗派について、菩提寺の有無や関係。
菩提寺がある場合は、今後のつきあいについての考え。
 

葬儀や埋葬の仕方・スタイルについての希望

葬儀についての考え、埋葬についての考え。
互助会の積立や生前契約等の有無も、合わせて確認します。
 

危篤・訃報に際しての、連絡リスト作成

誰に、いつ連絡してほしいのか。
また連絡してほしくない人もあるかも知れません。
 

遺言書・エンディングノートの確認

せっかく遺言書やエンディングノートの作成をしてくれていても、置き場所等がわからず、発見が遅れたり、発見できなくては意味がありません。
 
相続などでモメる要素がある場合は、ご本人の意思を書いておいてもらうほうが良いでしょう。
 
エンディングノートがあるのなら、今後、必要になりそうな情報は記入する欄がありますので、記入漏れや書き直し等がないか確認するだけで済みますね。
 

財産・保険・クレジットカードなどの確認

いくら貯金があるのかは、終末医療に必要な費用の蓄えや、可能であれば葬儀等のために準備してくれているお金があるのかどうかでいいと思います。
(財産を当てにして確認しているわけではないので。)
 
ただし、家族の知らない不動産や有価証券などの財産については、確認しておいたほうが良いでしょう。
 
また、借金の有無も確認しておいて、本人の財産で完済できそうなら、その心づもりが出来ますので、控えておきます。
 
保険についても、証書の保管場所、連絡先や契約内容の確認が必要です。
 
各種金融機関の口座・クレジットカードについても、把握しておくと良いでしょう。
 

本籍地の確認

死後の手続きにおいて、必要なことが出てくる可能性があります。
 

パソコンやその他のIDやパスワード

スマホやパソコンの時代です。亡くなってから、解約などをする時に必要です。
 
 

まとめ


家族が死亡した後には、たくさんの事務手続きが必要です。
しかも、それらには締め切りがあります。
 
亡くなってしまえば、通夜・告別式と、生前の姿でお別れができる時間が、いよいよわずかになってしまいますね。
 
その貴重な時間に、お別れに集中出来るよう、事前に準備できる事は、心だけで無く、実務に於いてもしておくことで、心置きなくお別れに集中出来るのだと思います。
 
ボイスレコーダー等を利用されて、あとからノートにまとめる方もおられます。
 
本人の体調に考慮しながらも、きちんと最期に向けて、家族が想いをひとつに向き合う事は、本人にとっても、残される家族にとっても、良い思い出になるものと信じています。
 
死の準備でありながら、生きている、生きてきたことを実感出来る時間を過ごせるのだと思います。
 
 

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