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家族が死亡したら、速やかに行うことチェックリスト2017年版


大切な家族が亡くなる。
それは、本当にいろいろなケースがあるのだと思います。
 
突然の死もあるでしょうし、知らぬ間に一人で亡くなられている場合もあるでしょう。
 
私の場合は、母と共に介護していた、祖父を看取ったのですが、亡くなる1ヶ月前に入院して、
何度も何度も「もうだめか。」「よかった!もちなおした。」を繰り返して、
 
「今夜もこの調子で長くなるだろう。」と思って油断していたら、
その日にかぎって、あっさり亡くなってしまいました。
 
その時までは、祖父につきっきりで、いざ亡くなって、病院側から
 
「ご遺体を安置されるのは、ご自宅ですか?
○時ぐらいまでに、お手配をお願いします。」
 
と言われ、そこから初めて、
 
「え?!どうやって家まで連れて帰るの?」と、パニックでした。
 
今思うと、葬儀屋さんの互助会の会員になっていたことが、すごい助けとなりましたが、そうでなかったら、どうしてたんだろうと思います。
 
そこで今回は、私と同じように、大切な家族を亡くされた方の、ほんの少しでもお役に立ちたいと思い、家族が死亡したら、あわてずに速やかに行うべき事務的事項について、ご紹介したいと思います。
 

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家族が死亡した場合に行うことを、事前に整理しておくことの必要性


長く介護をしていると、家族が死亡した後、悲しい思いと共に、正直ほっとしてしまうところもありました。
 
でも、家族が死亡して終わりじゃないんですよね。
むしろ、もうひと仕事大きな仕事が残っている感じです。
 
私は、それを実感しました。
この最後の大仕事を、いかに落ち着いてこなせるか。
 
そしていかに故人とお別れできる最後の時間を大切にできるか。
 
この2つは、家族の死亡後に行うべき事項についての知識を、事前に頭に入れているか、全く知らないで迎えるかで、大きな差が生まれるのです。
 
そして、事前に知っていれば、気持ちの上で、すごく楽になれると思うのです。
 
もし、余命宣告を受けられている家族を看ておられるご家族の方は、まだお話が出来るようなら、せめて葬儀についての問い合わせを葬儀屋さんにしておかれるべきです。
 
互助会等に入っていれば、葬儀の割引が受けられる場合もありますし、何よりいざという時に、頼りになります。
 
そして、いよいよの時が近づいているなら、葬儀の費用として、まとまった金額をすぐに引き出せる口座に準備しておかれることをおすすめします。
 
これは、亡くなる方の口座ではありません。
死亡した家族の口座は、すぐに引き出せなくなります。

 
葬儀を実際に取り仕切る方の口座ですので、お間違いなく。
 
もっとお時間のあるご家族でしたら、きちんと遺言書やエンディングノートを準備することをおすすめします。
 
 

家族が死亡した場合に、速やかに行うこと


まずは、病院で亡くなられた場合。
 
①葬儀屋さんに電話です。
遺体を自宅に運ぶのもお任せ出来ます。
 
それと並行して、
②医師から死亡についての説明と共に、死亡診断書を受け取ります。
この死亡診断書は、複数枚コピーして、保管しておいてください。
 
そして、
③病院の退院の手続きと、精算について問い合わせ、手続きを済ませます。
 
 
自宅で亡くなられた場合。
 
自宅に医師が往診に来てくれていた場合は、医師に連絡を。
家族の知らない間に亡くなられていた場合は、警察に連絡します。

 
危篤の段階では、最期に立ち会うべき親族や特に親しい知人に連絡をされると思いますが、死亡後は、
 
④葬儀に参列されるであろう親族・関係者等に連絡します。
 
この時に葬儀の日程についても連絡できると効率はいいですね。
この連絡は、次々と連絡を回していただけるように頼んでも大丈夫です。
 
⑤菩提寺のある方や、決まった宗教のある方は、葬儀のお願いの連絡と、日程の確認をします。
 
納骨などについても、大まかに段取りを確認しておくと良いでしょう。
通常、葬儀屋さんが、故人の遺体を自宅に安置してくださり、その後
 
⑥葬儀の打ち合わせをします。
 
冷静に、葬儀内容を確認し、見積もりを出していただきます。
葬儀打ち合わせの担当が別の方の場合は、来ていただける時間を教えてもらえます。
 
葬儀屋さんに葬儀のお願いが出来れば、たいがいは、死亡届の提出や火葬許可証の受理、火葬場への手続き等は、葬儀屋さんがして下さいます。
 
自分でしなければいけない場合は、
⑦市区町村役場で、死亡届を提出しに行き、家族が亡くなった旨を伝えると、必要な手続きを教えて下さり、火葬許可証をもらえますので、それを忘れずに火葬場にて提出します。
 
この時役場で、今後の手続きについての説明用紙などをいただけると思いますので、大切に保管しましょう。
(葬儀屋さんが代行で手続きをしてくれた場合は、葬儀屋さんから受取ります。)
 
こちらは弁護士の方による説明です。
 

 
そしていよいよ打ち合わせを行った葬儀⇒火葬です。
 
葬儀が無事済んだら、葬儀屋さんからいただく、
⑧葬儀関連の請求書を見積書と照らし合わせて、チェックし、精算します。
 
支払いは、葬儀が済んで当日ではなく、後日で構わない場合が多いので、支払いの期限は、確認しておきましょう。
 
葬儀後、
⑨菩提寺には四十九日の法要や、納骨についてお願いと日程など確認をしておきます。
 
ここまで終って、ほっと一息です。
でも本当は、この後も、仕事はまだまだ山積みです。
 
改めて役場でいただいてきた、
⑩今後の手続きの用紙を見ながら、締め切りを確認して、予定を組まねばなりません。
 
私の経験上のお話ですが、各役所にいきなり手続きに行くのではなく、電話で必要なもちものを確認して行かれることをおすすめします。
 
特に、死亡診断書や住民票、印鑑証明、戸籍謄本などは、各手続きで、結構な枚数必要になります。
 
手続きに行ったはいいが、足らない物があり出直しとなると、肉体的にも、気分的にも大変です。
 
できるだけ、効率よく手続きに回りたいものですので、どうぞ参考になさって下さいね。
 
 

まとめ


人が生きてきた証として、死後の手続きはたくさんあるのです。
 
手続きに追われて、どっぷり疲れてしまうよりも、事前にだいだいわかっていたら、ただの手続きであっても、その感じ方は変わったかもな…なんて、今は思います。
 
とにかく、何もわからなかった私は、必死でした。
 
本来は、先程まで書いた手続きの上に、まだ相続手続きも続きます。
相続は、どんなに普通の家でも、ややこしいものです。
 
時間がある方は、絶対に遺言書を残してもらいましょう。
 
わからないことだらけで、お手上げな時は、専門家にお願いするのも手ですし、私はむしろ、お願いしたほうが遺族の心と体が休まるので、おすすめだと思っています。
 
葬儀等で気が張っている間は良いのですが、相続手続きのころになると、もうがっつり疲れが出てきて、うんざりしてしまいます。
 
寝込んでしまったりすることのないように、家族が死亡したあとの事務的事項については、ぜひ知っておいて損はありません。
 
今、まさに困って調べられた方はもちろん、それなりの年齢に差し掛かっておられる方なら、知識は、きっとあなたを助けてくれますので、ぜひご一読下さいね!
 
 

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