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実家の片付け2017! 生前整理をすべきかの判断基準と親の説得術とは?


自分がある程度の年齢になってくると、時折実家に戻ると、「おやっ?」と感じることがあります。
 
「お母さん、最近いつ掃除した?」
 
ふとした時に、そんな風に思い、母に尋ねると、
「してるよ。してるけど、よく目が見えないんや。」
 
「ふ〜ん。」母には言いませんが、なんだか歳とったなと思います。
 
友達の親が亡くなった話や、その後の実家の片付けの話を聞くと、自分にもいつか避けることのできない事なんだろうなと思うようになりました。
 
そこで今回は、親のまだ元気な間に、実家を片付ける生前整理について、ご紹介していきます。
 

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生前整理とは

子目線で言えば、生前整理とは、遺品整理とは違い、親が生きている間に、残りの人生をすっきりと整理された豊かな環境で生きてもらうため、尚且つ将来の相続トラブル等を回避するために、親の持ち物や実家の片付けを親の意向を尊重しながら、整理する作業を指します。
 
なので、生前整理の作業は、親自身が行っても、子が行っても、一緒に行っても構いません。
 
また、現代では生前整理を行ってくれる業者も存在しています。
 

 
とても明るい笑顔が印象的です。
 
 

生前整理をすべきかの判断基準


では実際、生前整理とは、全ての人に必要なんでしょうか?
 
実際には、家族にはいろんなパターンの暮らし方があります。
 
例えば…
 
・子供は独立して別居しており、親は夫婦のうち、どちらかがすでに他界していて、一人暮らしをしている場合。
 
・両親共に健在だが、子とは別居していて、一軒家に住んでいる。
 
・夫婦のうち、どちらかがすでに他界していて、子と同居している。
 
他にも、いろいろとあるかと思います。
 
傾向として、一軒家や子育てをしていた広い実家で、子が独立した後も暮らし続けている場合、物がたくさんあって、使っていない物を多く溜め込んでいることが多いです。
 
また、昭和の時代の方は、傾向として物を大切にしますので、なかなか捨てられないという方が多いものです。
 
そのような場合、親が元気なうちに、きちんと持ち物の整理を行っておかないと、いざ亡くなられた時に、慌てないといけなくなります。
 
それでも、親と同居していたり、すぐ近くに住んでいて、いつでも実家の片付けに行く時間があるという場合は、特に急ぐことは無いかもしれません。
 
ただ、保険関係の書類や相続に関する重要な書類など、大切な物の整理については、子は把握している方が良いと思います。
 
 

生前整理について親との話し合いと説得術


生前整理は、実家の片付けになります。
 
親の説得、親をその気にさせることが一番大変かも知れません。
 
親にとっては、自分の住んでいる家を、いきなり片付けろと言われると、気持ちの良いものではありません。
 
場合によっては、「自分に早く死ねといっているのか」と怒り出してしまうかもしれませんね。
 
親の説得大作戦は、出来るだけ家族みんなで話をして、一緒に取組むほうが良いと思います。
 
例えば、これから同居が始まる場合や老人ホームに入所するといったきっかけがあれば、親の片付けへの動機付けもしやすいでしょう。
 
そうで無い場合は、まず片付けの必要性を親に少しでも認識してもらい、そこから「一緒に手伝おうか?」と話を進めていきます。
 
私は、まず自分の家を片付けている話をしました。
 
そして、「大変よ〜!お母さんが片付ける時は、私が手伝ってあげるからね!」と強引に話を持っていきました。
 
そして、その後は時間をかけて(まだ続いていますが…)、ぼちぼち片付けていっています。
 
実家からはいろんな物が出てきますが、そのたびに思い出話になるので、時間はかかります。
 
でも、そんな話をしながらだから楽しいし、母もまんざらではない様子。
 
片付けに行く日を、楽しみにしてくれている様子です。
 
母の要る物、要らない物、それを一つづつ確認しながら生前整理という言葉は使わずに、実家の片付けを進めています。
 
親も片付けを初めて、押入れが一つスッキリするたびに嬉しいのか、お友達に話ているようで、お友達から「断捨離」という考え方を教えられたようです。
 
母の友達からの教えは、実に効果があり、最近では私が行ってない時にでも少しづつ片付けてくれている日があります。
 
大切なことは、親の気持ちを大切に考えることかなと思います。
 
今片付けないと、自分たちが大変だという気持ちでは、親にも伝わってしまいます。
 
親がこの先、家での生活を快適に過ごせるよう、そういう気持ちが根底にあれば、親にもきっと伝わると思うのです。
 
 

まとめ


年老いてきた親にとって、本当に必要な物だけに囲まれた快適な生活は、きっと掃除も楽になりますし、探しものも楽に見つかると思います。
 
物であふれた暮らしは、一見豊かなようでいて、年老いた親にとっては、不都合や危険が多い暮らしとも言えるのではないでしょうか。
 
生前整理を意識した実家の片付けは、親の気持ちや生活を大切に思う家族だからこそ、必要なコミュニケーションツールとも言えるかもしれません。
 
 

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