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実家の相続の実際2017! 「空き家バンク」に登録し、賃貸する方法とは?

 
実家の相続をしたが、すでに生活の基盤があり、引っ越すわけにもいかず、とりあえず知り合いの不動産会社に買い手を探してもらえるよう依頼したが、実家は田舎で、なかなか買い手も見つからないのか、あれから既にもう半年、特に何の連絡も無いまま…。

有効な打開策も無く、手をこまねいていては、空き家の傷みは早いし、何か手を打たなければ!

と焦っている空き家の所有者さんは、案外多いんだそうです。

そこで今回は、空き家を空き家のままにしないために、「空き家バンク」に登録して賃貸するという、空き家の活用方法についてご紹介します。
 

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相続された物件を売却せず、賃貸する方法


相続された物件が、なかなか売れない場合、賃貸するという発想の転換もあります。

空き家を探している側も、購入となるとまとまった金額が必要になりますし、転勤族の方は対象外となってしまいます。

賃貸なら、ファミリーでお住まいの方は特に、中古でも一戸建てに住めるならと、喜んで貰える可能性もありますし、企業の利用だって見込めます。

空き家で放置するより、ぐっと安心ではありませんか?
 
 

空き家バンクとは

空き家の増加は、各自治体はもとより、国をあげて取り組んでいかねばならない課題の一つになっています。

そこで、各自治体が、空き家の活用を促進するために、空き家の所有者と利用希望者をマッチングすることを目的に作られたのが、空き家バンクです。

主に自治体や自治体から委託を受けた団体が運営していて、営利目的ではないため、費用を必要とせずに利用することができるのも魅力です。

・空き家の所有者は、利用希望者に空き家の存在を知ってもらう。
・利用希望者は、空き家を探すことができる。
・自治体は、空き家を減らし、人口を増やしたい。


それぞれの目的達成のためにホームページなどで、写真と共に、簡単な情報を紹介する形で運営されているのが、空き家バンクなのです。
 


空き家バンクを積極的に運営している佐倉市の様子がわかります。
 
 

空き家バンクのメリット・デメリット

空き家バンクにも、メリットとデメリットがあります。

【メリット】
・不動産会社のサイトには掲載されていない物件が紹介されていることがある。

・農地や畑もセットなんていう、お得な物件が見つかったりもする。

・その自治体によるが、空き家バンクで紹介されている物件利用で、その土地に移住することで得られる優遇制度などもセットで閲覧できたりする。

自治体としては、空き家の減少はもちろん、過疎化を食い止めたいという場合も多く、即効性が見込める補助金や奨励金、固定資産税の減額など、空き家所有者にも利用希望者にも嬉しい優遇制度を打ち立てている場合が多いので、賢く利用できればお得です。
 
 

【デメリット】
・まだまだ利用率は、自治体の力の入れようによって様々で、とても高いとはいえないのが現状。

・自治体が関与するのは、空き家所有者と利用希望者とのマッチングまでで、その後の交渉や契約については、当事者任せになる場合もあり、不安が残る。

※自治体によっては、不動産会社と登録したり、宅建協会と協定して、当事者間での契約ではなく、専門家を介在させる手段をとっているところもあります。

・利用希望者の人となりの調査や審査までは行っていない場合が多く、問題のある方と契約してしまうと、ご近所にめいわくをかける場合もあり得る。
 
 

まとめ

 
空き家バンクに登録して、利用希望者へ広く空き家情報を公開し、賃貸利用してもらうという方法で、実家を空き家のまま放置せずに、収入を得るという方法で、実家の修繕費用や固定資産税の支払いに備えるという方法も1つの選択肢です。

修繕の行き届いた物件は、将来的に賃貸するも売却するも、扱いがしやすいはずです。

ただ、空き家バンクは、自治体の負担や地域の協力が頼りな部分が大きいので、今後どのように空き家バンク自体が盛り上がりをみせるのかは、空き家所有者にとっては、注目したいところですね。

ともあれ、田舎暮らしブームというものがあるのも一つの事実ですので、何もせずに、実家を空き家のまま放置して、手をこまねいているよりは、空き家バンクという方法も選択肢の一つと考えてみてはいかがでしょうか?
 
 

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